アーヤと魔女は途中で終わった?何が言いたいのかメッセージを考察!続編はあるの?

エンタメ
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2021年に公開されたジブリ映画
『アーヤと魔女』

スタジオジブリ初のフル3DCGアニメとして話題になりました。

そんなアーヤと魔女ですが、
ラストシーンが賛否両論を巻き起こしているんだとか。

確かに最後がスッキリとしなくて
『途中で終わった?』という印象を受けました^^;

今回はそんなアーヤと魔女のラストシーンについての考察や原作との比較、続編の有無について調べてみました♪

  • 「アーヤと魔女」は途中で終わった?続編は?
  • 物語のメッセージは何が言いたいの?
  • 原作のラストを調査!

気になった方はぜひ最後までご覧ください♪

本記事はネタバレを含む場合がございますのでご注意ください。

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アーヤと魔女は途中で終わった?「ラストの意味がわからない!」と話題に【みんなの反応】

アーヤと魔女を鑑賞した人たちの感想
調べてみたところ、
こんなコメントが見つかりました。

やはり途中で終わった感を感じている人もいるようですね。

また、結局何が言いたいの?とストーリーのメッセージ性に疑問を持つ人も。

話の意味がわからないというコメントもそこそこありました。

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確かにジブリ作品ってテーマをぼかして伝えてくる作品が多いのでそのように感じる人も多いのかもしれません。

ただ「アーヤと魔女」が面白かったという感想もたくさんみられました♪

しかしラストが不完全燃焼な感じなのは否めないよう。。

今回はアーヤと魔女のラストについて
焦点を当てていきます♪

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【アーヤと魔女】原作のラストはどうなってる?

アーヤと魔女の原作は
イギリスのファンタジー作家、
ダイアナ・ウィン・ジョーンズさんによる「Earwig and the Witch」という小説です。

アーヤと魔女の原作「Earwig and the Witch」

原作のラストは、、

「アーヤと魔女」の原作のラストについて
調べてみたところ、なんと
原作者が原稿を書いている途中で亡くなっていたことがわかりました。

そういうわけで、
映画でも途中で終わった印象があったのですね。

というか、本当に途中だったんですね!

原作者のダイアナさんは
2011年3月に亡くなっています

2009年ごろから肺がんで闘病生活を送っていたそうです。

しかしなぜ未完の作品が世に出ているのでしょうか。

調べてみたところ、
原作者のダイアナさんがアーヤと魔女について

「そのまま(未完のまま)出版してもいい」
という遺言を残していたためそのまま出版されたそうです。

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原作者のプロフィール

アーヤと魔女の原作者、ダイアナ・ウィン・ジョーンズさん
Diana Wynne Jones
  • 読み方:ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
  • 生年月日:1934年8月16日
  • 出身地:イギリス・ロンドン
  • 職業:ファンタジー作家
  • 代表作:『ハウルの動く城』シリーズ、『大魔法使いクレストマンシー』シリーズなど

ダイアナさんはジブリのファンであり、
「ハウルと動く城」の原作者でもあります。

ハウルと同じ人だったのね!

イギリスではファンタジーの女王と言われるほどの偉大な作家なんだとか。

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【アーヤと魔女2】続編はあるの?

続編を望む声も

未完のまま出版され、
アニメ映画化も実現された『アーヤと魔女』。

ネット上では続編映画を望む声も多くみられました。

続きが気になる!と言っている人も多い作品なので、続編が発表されたらまた話題になりそうですよね。

『アーヤと魔女2』は制作される?

現時点では『アーヤと魔女』の続編の制作予定は発表されていません

なのですぐに続編が出るということはなさそうですね。

ただ、原作の小説は続編が出るのではないか?とも噂されています。

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というのも、ダイアナさんの作品の中に妹のアーシュラ・ジョーンズさんによって完成されたものがあるからです。

アーヤと魔女の続編を期待されている原作者の妹

「カルデアの島々」という小説があるのですが、ダイアナさんはこちらを執筆中に病気を患い、この世を去ってしまいます。

しかしその後2014年にこの作品は妹のアーシュラさんによって完成され、出版されたのです。

このような例もあるので「アーヤと魔女」も妹さんが続編を作る可能性もあるかもしれません^^

ただ前述の通り、アーヤと魔女はダイアナさんが「このまま出版して良い」と言い残した作品でもあるため、そのいしを尊重して未完のまま、、という可能性もあります。

続編の制作は発表されていない。

過去には原作者の妹が完成させた作品も。

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【考察】アーヤと魔女は何が言いたかった?

アーヤと魔女の口コミには
何が言いたいのかわからない意味がわからないという評価がかなり多いですね。

そのように言われるのは未完の作品で
ラストまで描かれていないというのが大きな要因でもあると思いますが、

そのことを考慮しても「意味がわからない」
という感想を抱いた人も多いよう。

ここでは「アーヤと魔女」のメッセージについて注目していきます。

監督が伝えたかったこと

宮崎吾朗監督はインタビューで
「アーヤと魔女」に隠されたメッセージについて語っています。

そこでは、

「あなたが今つらい状況にいるのはあなたの責任じゃない、自己責任じゃないよね」
「あたしは悪い“周り”のほうを突破して、どうにかしていくんだ」

というアーヤの強さが
『みんなが元気になるために必要なことなんじゃないか』と綴られていました。

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——今、ダイアナさんの作品が読まれるべき理由は?

ダイアナ作品には、周りから自分がどう思われているかとか、他人の目を気にしているような人はあまり出てきません。自分が自分に対してダメだという評価を下したりせず、「あたしが思い通りにならないのは、周りが悪いせいだ」という、アーヤみたいな登場人物が結構出てくるんです。

でもそこが、今、みんなが元気になるために必要なことなんじゃないかと思います。
「あなたが今つらい状況にいるのはあなたの責任じゃない、自己責任じゃないよね」というメッセージ。
「あたしは悪い“周り”のほうを突破して、どうにかしていくんだ」というのが、アーヤをはじめとする、ダイアナさんのキャラクターなんです。

たしかに、

アーヤは本当に強い子だったわね!

なんとなく今の時代にどんより暗いものを感じている人は多いのではないかと思うのですが、

そんな時代の中で
「みんなが元気になるため」には
アーヤのような多少強引な明るさや強さが必要なのかも!と思わされます。

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純粋な児童アニメとして観るのもよし

ネット上の感想では
「純粋な児童アニメのジブリも良い」
という評価も見られました。

最近はなんでもかんでも
「話の筋が通っていること」とか
「意味のあること」が求められることが多いですし、

実際 良い作品に出会った時には
あれこれ考察したくなってしまうものです。

しかしもともと「アーヤと魔女」の
原作は児童小説ですし、ジブリ作品だって
本来なら子供向け作品のはずです。

あまり難しいことは考えずに、
ジブリの世界観にどっぷり浸かるだけ
という鑑賞スタイルもありだと思います^^

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観るたびに深くなる

「アーヤと魔女」はメッセージ性が深く、
時間が経ったらまた観たくなるという意見もありました。

映画でも音楽でも、回数を重ねるごとに
ハマっていくスルメ作品ってありますよね〜!

そういう管理人も好きなバンドの
新譜が出るたびに「なんか微妙、、、?」
と思っては3回ほど聞くと、

「やっぱ最高!」となるのを
毎回繰り返していますw

ハマらなかった映画を見返すのは
気力と体力が要りますが、

「アーヤと魔女」が腑に落ちなかった
という方はもう一度じっくり鑑賞してみても良いかもしれません^^

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まとめ

今回はジブリ映画『アーヤと魔女』についてまとめました♪

  • アーヤと魔女は途中で終わっている?
  • 作者が死亡したため未完のまま出版された
  • 続編は発表されていない
  • 隠されたメッセージが深い!

アーヤと魔女のラストはわざと含みを持たせて終わったのかと思いきや、原作が未完だったのですね!

原作者の妹さんも作家ということで
もしかしたら続編も出るかもしれません^^

そして、ジブリの制作スタッフが
特にこだわったという魔女の部屋は
素人目に見ても物凄い技術がふんだんに使われているということがわかります。

今から鑑賞される方はぜひメッセージ性や
細かい映像美にも注目してみてくださいね♪