2022年に公開されたジブリ映画
『アーヤと魔女』。
スタジオジブリ初のフル３DCG作品として
公開前から注目を浴びていました♪
しかし実際に映画が公開されると、
ジブリっぽくない、意味がわからない、
ひどいというようなコメントが続出していました。
期待の作品がなぜそのようなひどい評判になってしまったのでしょうか？
今回は『アーヤと魔女』がひどいと言われる理由を調べてみました♪
- 『アーヤと魔女』がひどい！みんなの反応は？
- なぜ評判が悪いの？
- 興行収入が赤字で大コケって本当？
気になった方はぜひ最後までご覧ください♪
『アーヤと魔女』がひどいと話題に！【みんなの口コミ】
口コミサイトの評価は？
アーヤと魔女の映画口コミサイトの評価はこちらです♪
これらの映画口コミサイトは平均の評価が
３.５〜３.７くらいとのこと。
アーヤと魔女の評価は２.７〜３.１なので、
平均より低めの評価ですね。
ネット上のみんなの評判
ネット上では『アーヤと魔女』を
見た人たちの感想をご紹介します♪
やはり、ひどいとか意味がわからない、
何が言いたいのかわからないという口コミが目立ちます。
もちろん、面白かった・良かった
という感想もたくさんありました^^
それでも「アーヤと魔女」に関しては
悪い評判の方が目につく印象です。
実際、『アーヤと魔女』と検索すると、
何が言いたい、ひどいなどの言葉が候補に出てきます。
それほど検索されているということですね。
この作品は なぜこれほど多くの人から
ひどいという感想を持たれてしまったのでしょうか？
『アーヤと魔女』がひどいと言われる理由4選！
ここでは『アーヤと魔女』の評判がひどい理由をまとめています。
調べてみたところ、
「アーヤと魔女」はこちらの４つのポイントで低評価をつけられていると感じました。
詳しく見ていきましょう！
理由①「途中で終わった」ようなラスト
アーヤと魔女がひどいと言われる理由
１つ目は途中で終わったようなラストです。
このコメントが一番多かったのですが、
確かにアーヤと魔女はラストが
「あれ？ここで終わり？」という不完全燃焼な感じで終了してしまいます。
なのでネット検索でも途中で終わったというワードがかなり検索されているようです。
問題のラストについてはこちらの記事で
詳しく解説しているのですが、
実は「アーヤと魔女」は原作者が
この物語を執筆中に亡くなってしまい、
未完のまま発表された作品だったのです。
未完の作品がなぜ発表されたのか？
続編は制作されるのか？
などの疑問についてもこちらの記事で
触れていますので、気になる方はぜひチェックしてみてください^^
理由②何が言いたいか分からない
アーヤと魔女が酷いと言われる理由２つ目は
何が言いたいか分からないです。
このコメントも
たくさんあったわね！
先ほどご紹介した通り
アーヤと魔女は原作が未完のまま発売された作品なので、
ラストが物足りないという感想を持つ方が多いと思います。
そのためメッセージ性も読み取りづらく、
意味がわからない・何が言いたいの？と思われてしまうよう。
ライバルのディズニー作品と比較しても、
ジブリ作品は元々 テーマやメッセージが
（いい意味で）ぼんやりと描かれることが多いと思うので、
「これが通常運転」という意見もあります。
また、宮崎吾朗監督はインタビューで
「アーヤのような問題を突破していく力が みんなが元気になるために必要」
という趣旨の発言をしています。
それを踏まえて鑑賞すると、アーヤのような
強さや明るさ、時には強引な性格も
この世の中を自分らしく生き抜く上では必要なスキルなのかも。と思えます。
アーヤと魔女に込められたメッセージについてはこちらの記事の後半で詳しく解説しています♪
理由③ CGに違和感、、
アーヤと魔女がひどいと言われる理由
３つ目は３DCGに違和感があるです。
単純にCGの映像に見慣れなくて
「ジブリっぽくない」と感じる人もいれば、
CGのクオリティが低いと感じている人もいるよう。
これに関しては好みが分かれそうですよね^^;
管理人もドラえもんの作画がテレビアニメ版と劇場版で全く違うのが いつまで経っても見慣れません。笑
アーヤと魔女は
ジブリ作品初のフル３DCG作品なので、
見慣れなくて違和感を覚えるのは普通のことだと思いますし、ジブリっぽくないと感じるのも納得です。
CGのクオリティに関しては「20年前のピクサー以下」などけっこう辛辣な評価も見られましたね。
たしかに人物の質感がツヤっ？としていて
人間というよりは人形やフィギュアに近いような質感に見えました。
逆にそれが人形が動いているように見えて
個人的には可愛いと思いましたが^^
ただ「人間味」という意味ではどうしても
従来のジブリ作品には敵わないという印象です。
ただこれに関しては
「あえてこのクオリティにしているのでは？」という意見も寄せられていました。
その真偽は定かではないのですが、
初のCG作品ということで賛否両論になるのは致し方ないとも言えます。
今後の作品にも期待ですね！
理由④キャラクターに魅力がない
アーヤと魔女がひどいと言われる理由
４つ目はキャラクターに魅力がないです。
中でも、主人公のアーヤが好きになれないという声が多かったです。
主人公のアーヤがただただ小賢しいだけで、キャラクターへの愛着が湧かずに終わった。
主人公のフルネームは
「アーヤ・ツール(操る)」で、
本作のストーリーも大人を操って困難を乗り越えるという物語になっています。
そのためアーヤは今までのジブリ作品のようなピュアで清純な主人公とは打って変わって、
かなりタフで小賢しい性格です。笑
逆に「主人公の性格が悪いのが良い」
という意見もありますが、
従来のジブリのピュアなヒロインが好きなファンはギャップを感じてしまうかもしれません。
個人的にはアーヤみたいな
小賢しい子供の設定は案外リアルで面白いと思います….w
以上、アーヤと魔女の評判がひどいと言われる理由４つをご紹介しました♪
もちろん本作にはファンもいますし高評価コメントもたくさん存在するのですが、
その裏では興行収入が低くて大赤字なんて噂もありました。
実際はどうだったのか、チェックしていきましょう！
『アーヤと魔女』の興行収入は？大コケ爆死で赤字は本当？
興行収入は３億円！
興行収入が大赤字で大コケ爆死と噂されている本作。
調べてみたところ、
アーヤと魔女の興行収入は約３億円ということが分かりました。
ちなみに初日の興行収入は2100万円、
初登場5位を記録しています。
ふーん…
それってどうなの？
ジブリ作品ではワースト2位
３億円という数字はジブリ作品の中ではワースト2位の興行収入だそうです。。（2024年3月時点）
ジブリ作品の興行収入ランキングトップ３とワースト３をご紹介します。
1位の「千と千尋の神隠し」と比較すると約１００倍もの差があります、、(*ﾟOﾟ*)
過去に数えきれないほどの大作を生み出してきたスタジオジブリなので、今作が大コケと言われてしまうのも納得です汗
気になるのは実際赤字なのか？というところ。
赤字はガチ？
結論から言うと、
アーヤと魔女は大赤字だった可能性が高いです。
制作費と興行収入の話になっていくのですが、
一般的なアニメ映画を制作するには
1億〜3億円ほどかかるそうなのです。
アーヤと魔女の興行収入は3億円なので、
この時点で不穏な空気感。
ただしスタジオジブリの作品には
相場の倍以上の制作費がかけられているそうで、１作品に10億円以上とも言われているそうです。
制作費は年々上がっており、
1984年の「風の谷のナウシカ」では
2億8000万円ほどだったのが、
2013年の「かぐや姫の物語」では50億円以上
2023年の「君たちはどう生きるか」では
100億円以上と言われています。
! ! !
アーヤと魔女の制作費は公開されていない
のですが、フル３DCGの作品ということで、
かなりの額がかかっているはずです。
10億円越えは確実ではないかと思います。
となるとこの時点で7億円以上の赤字ということになりますね。。
実際には制作費の他に宣伝費も入ってくるので、もっと大きい額の可能性も。
アーヤと魔女はNHKとの共同作品なので地上波のCMはしていないですが、それでもポスターでの広告費などはかかってきますね。
あくまでも予想にはなりますが、
「アーヤと魔女」はかなりの大赤字だった可能性が高いです。
まとめ
今回はジブリ作品『アーヤと魔女』の評判や興行収入についてまとめました♪
- アーヤと魔女がひどい？理由４つ！
- 「途中で終わった」ようなラスト
- 何が言いたいかわからない
- CGに違和感、、？
- キャラクターに魅力がない
- 興行収入は3億円で大コケ！
- 大赤字の可能性も、、
アニメ映画って膨大な制作費がかかっているんですね。
知っていたつもりでしたが、
具体的な数字を見ると圧巻です。
今作はフル３DCGということで
制作時間も相当な時間だったと思います。
クリエイターの方々の努力には本当に頭が下がります。
今後も素敵な作品を生み出してほしいですね♪
