スタジオポノックの最新作『屋根裏のラジャー』が12月15日(金)から全国で公開されました♪
スタジオポノックといえば元ジブリのスタッフで構成された新しいアニメ制作会社ですが、
その評判はどうなのでしょうか?
スタジオジブリとの違いも気になりますね。
今回は2015年に設立されたスタジオポノックの評判やジブリとの違いについて調べてみました♪
- スタジオポノックの評判は?
- ジブリとの違いは何?
気になった方はぜひ最後までご覧ください♪
スタジオポノックとジブリの違いは何?
ポノックとジブリは別会社!
スタジオポノックの評判をチェックする前に、
ジブリとの違いをご紹介しますね。
- スタジオポノックとジブリは別会社
- ポノックはジブリを辞めたスタッフで設立
- ジブリの手書きアニメの技術を継承
スタジオジブリとポノックの最大の違いは
「会社が違う」ということです。
よくジブリの傘下と勘違いされたりもするポノックですが、完全に別会社です。
かといってこの2つの会社が全く別物言うことはできません。
ジブリとポノックには切っても切り離せない関係があるのです。
スタジオポノック設立の背景
2014年末にはジブリの宮崎駿監督が引退宣言。
宮崎駿さんがいなくなった後のジブリは
アニメ制作の体制を維持することが難しくなり、スタジオジブリの制作部門は解散することになりました。
しかし、ジブリの元スタッフたちは
「このままではジブリの技術や伝統が消えてしまう」
ということで、
2015年、ジブリの手書きアニメーション技術を継承するために元スタッフで設立したのがスタジオポノックでした。
スタジオポノックはジブリの意志を引き継いでいるのね!
ここまで読んで「でもジブリってまだあるよね?」と思ったかもしれません。
それもそのはずで、2023年にはジブリの
「君たちはどう生きるか」がとても話題になりましたよね。
これがどういうことかというと、
宮崎駿監督の引退宣言は毎年恒例行事のように何回も起きていることなのです。
なので宮崎駿監督が作品を作りたくなれば
ジブリが始動するというような動きになっています。
最近のジブリは以前のような制作部門を持たず、作品を作るときにチームが集められ、
制作が終われば解散というような方式をとっています。
このように、ポノックとジブリは複雑な事情があって切っても切り離せない関係なのですが、
何が違うと言われれば「会社が違う」という一言に尽きるかと思います。
若いクリエイターの活躍の場に!
スタジオジブリと聞けば誰もが宮崎駿さんを思い浮かべると思いますが、
あまりにも宮崎監督の存在が大き過ぎて
ジブリでは新しい監督やクリエイターが育たないといった問題もありました。
ジブリが実質解散されたことによって
若いクリエイターたちがジブリから離れ、
新しい場所で才能を拓くことが期待されています。
ジブリの技術を持った優秀なクリエイターたちが世に放出されたとも言えるでしょう。
そのひとつの場所となったのがスタジオポノックというわけです。
スタジオポノックの評判がひどい!?【みんなの反応】
2015年に設立されたアニメ制作会社、スタジオポノック。
元ジブリのスタッフが新設した会社ということで期待が高まっていましたが、
その評判を調べてみると「ひどい」「つまらない」という声が多くあがっていました。
ともかく今後のスタジオポノックは長編をやるなら脚本家を選ぶか原作付きの映画をやってほしい。ともかく話も世界設定もつまらないのにOPやEDに流れる歌やアニメーションもクソダサイんだよ😵ヤバいよ。ジブリの過去作リマスタを上映する方が絶対いい…心配になる出来だった。
— amie-glory (@AmieGlory) August 26, 2018
スタジオポノックの作品はなぜ「ひどい・つまらない」と言われてしまうのでしょうか?
スタジオポノックの評判がひどい・つまらない理由3つ!
2016年に初の長編作品「メアリと魔女の花」が公開されたスタジオポノック。
2023年には最新作『屋根裏のラジャー』が公開されて話題ですが、スタジオの評判はあまり振るわないとの噂も。
スタジオポノックがひどい・つまらないとの評判を受ける理由について調べてみたところ、
こちらの3つの意見が多く見られました。
- 脚本が悪い、内容が薄い
- ジブリと比べてしまう
- 絵柄が苦手、ジブリに寄せすぎ
それぞれ詳しく解説していきますね。
脚本が悪い、内容が薄い
スタジオポノックの評判がひどい理由1つ目は『脚本が悪い・内容が薄い』です。
『メアリと魔女の花』には「内容が薄い」「脚本が悪い」というコメントがたくさんありました。
また、映画館で見た人で「内容が思い出せない」という感想も続出しています!(◎_◎;)
ジブリからリストラされた若手で構成されたスタジオポノックの背景を考えると、
まだまだこれからに期待できるかと思います。
最新作「屋根裏のラジャー」に注目ですね!
絵柄が苦手、ジブリに寄せすぎ
スタジオポノックの評判がひどい理由3つ目は『絵柄が苦手・ジブリに寄せすぎ』です。
スタジオポノック作品の絵柄はぱっと見でわかるくらいジブリ作品とそっくりですよね!
元ジブリのスタッフが制作しているので無理はないのですが、アニメーターの方はいろんな絵柄に対応できると思うので、意図的に寄せていると思うんです。
ポノック設立の理由が「ジブリの技術を引き継ぐ」ためなのでリスペクトも込め、
あえて絵柄を変えていない可能性が高いと思います。
その絵柄に対し、「別会社なんだからそんなに絵柄を似せる必要ある?」という意見や
「別会社でやる意味がわからない」と言われてしまうこともあるそう。
一個人の感想に過ぎませんが、確かにスタジオポノックの絵柄は『ジブリ作品の現代版』のような感じですよね(^^;
それが悪いという意味ではなく、ジブリへのリスペクトもあると思いますが、いまいちジブリとの差別化ができない理由の一つにはなっていると思います。
そもそもポノックのスタッフ陣が差別化しようと思っていない可能性が高いですが。
ジブリの絵柄はもっと平面的で「世界名作劇場」のようなタッチだと思うのですが、
スタジオポノックの作品はもっと現代的な奥行きや立体感があります。
また、先ほど「ジブリの現代版」と書きましたが、ジブリと似ている絵柄でありながら
立体感を感じるスタジオポノック独特の絵柄が苦手という意見もありました。
これはジブリの絵柄を見慣れている人が「似ているのになんか違う」というところに違和感を覚えているのだと思います。
誰だって好き嫌いはあるからね〜
ジブリと比べてしまう
スタジオポノックの評判がひどい理由3つ目は『ジブリと比較してしまう』です。
スタジオポノックとジブリは別会社ですが、
その成り立ちからジブリとの関係は切っても切り離せないのが実情です。
また先ほども記述した通り、スタジオポノックの絵柄はジブリそっくりで、言われなければジブリの最新作?と思ってしまいますよね。
管理人も最近テレビCMで「屋根裏のラジャー」の予告を見たときは一瞬ジブリ作品かと思いました。
事実、スタジオポノックは一部で
「ジェネリックジブリ」などと呼ばれいるようです。
ひどいあだ名ね!
かなり似ている絵柄ですが、作品の内容はジブリよりもあっさりとしているものが多いため、
ジブリファンからすると物足りないと感じることもあるそう。
別会社ではあるもののどうしても似ているため
比較されてしまうということが評判を落とすひとつの原因になっているように感じます。
ジブリといえば宮崎駿監督だと思いますが、
そんな圧倒的存在と比較され続けなくてはならないところがスタジオポノックの最大の困難だと思います。
しかし「手書きアニメを引き継ぐ」という意志を持ったスタッフで設立されたスタジオポノックなので、
その熱い思いを糧にジブリを超えるような作品を生み出してほしいですね。
管理人は手書きアニメが好きなので、スタジオポノックを応援しています^^
(最近はディズニーも手書き作品がなくなってしまって寂しいですね;;)
スタジオポノックの高評価コメント【みんなの反応】
スタジオポノックの評判がひどいという話をしてきましたが、
もちろんスタジオポノックの作品が好きという人もたくさんいます。
- ジブリよりジブリらしい
- テーマがはっきりしていてわかりやすい
- 若者が作り上げる作品に期待!
スタジオポノック派の人たちのコメントをご紹介します♪
どうしてもジブリと比較されてしまうスタジオポノックですが、最近のジブリ作品よりもジブリらしいという評判があります。
ポノック作品はテーマがはっきりとしていて伝えたいことがわかりやすいところも評価されているよう。
確かに最近のジブリ作品はテーマがもやっとしていてはっきりと伝わってこないものが多いですよね(それがジブリ作品の良さでもあります)
それに対してポノック作品はもっとわかりやすい内容で伝えたいことが明瞭だと思います。
またジブリは歴史が古い分、
スタッフと共に作品も新鮮さがなくなっているという指摘も。
それに対しポノックは新鋭のクリエイターが
新しいことにどんどん挑戦していく勢いがあるように感じます。
スタジオポノックはアニメ長編作品の新しい時代を築く存在になっていくと思います。
まとめ
今回はスタジオポノックの評判やジブリとの違いについてまとめました♪
- スタジオポノックとスタジオジブリは別会社!違いを詳しく解説
- スタジオポノックの評判がひどい?内容が薄い!との声も
- スタジオポノックの高評価コメントまとめ
いかがだったでしょうか?
ポノック作品には賛否両論ありますが、管理人としては若いクリエイターに活躍の場ができたことを嬉しく思っています。
長編2作目となる「屋根裏のラジャー」公開が楽しみですね♪
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